東京五輪ロゴとヘアデザイン

PostDate:2015.10.03

「東京五輪ロゴとヘアデザイン」

 

少し長めのつぶやきです。

少し前の話になりますが、佐野さんという方が作成した東京五輪のロゴが白紙撤回になりました。模倣だ、盗作だといったことに関してでなく、単純にデザインについての話なんですが、

最初にロゴデザインを見たときは正直、「へぇ〜。これなんや。」位の感想で、別になんてことないデザインというのが個人的感想で、ネット上に他の候補だったデザイン案や、芸能人やデザイン関係の人たちが作ったものの方が「良いやん!」「かっこいい!」と思うものが多数あって、なんであのロゴ案なんや?と思ってました。しかも、その後に盗作疑惑など。

でもある時、ネット上でデザイン関係者の1人が佐野さんのロゴが素晴らしいと絶賛していて、理由が

⚫︎シンプルで主張しすぎないデザインゆえに、他の邪魔をしない。老若男女、世界中の人が見て”それ”とわかる。そしてあくまでロゴであり、前面にロゴが出る機会よりはポスターなどでは端っこに配置されるわけなのでゴチャゴチャしたものだと肝心のポスターデザインの邪魔をする。それにサイズが小さくなっても”それ”としっかり認識できる。細かいデザインだと小さくなった時や遠目に見た時に元のデザインが損なわれてしまう。

⚫︎使ってる色が原色で色数が少ない。そしてベタ塗り。これも上の理由と一緒で小さくなったり、遠目に見た時もデザイン性が失われない。それに色盲の人が見ても判別できるのと、印刷などの校正が簡単。やはりグラデーションを使ったりすると綺麗に見える反面サイズを縮小や印刷時のチェックの手間がかかる。

⚫︎そしてそれら2つの理由から販促物を作る時の展開が非常に容易。

 

この内容を読んだ時に、それまでは自分の視点だけ、それもデザイン性だけ見てあの五輪ロゴを判断していたなと。そういう視点で見ると他のデザインに比べて佐野さんのロゴって優れている。(某国の美術館のロゴに似てるのかは置いといて)

そして、このデザイナーさんの言うことって美容室でのお客さんへのヘアデザインでも一緒やなと。

いくら骨格や顔立ちに合ってて、トレンドも取り入れた髪型でもお客さんがヘアスタイルに何を望んでるか、求めてるかをしっかり髪型に反映させないと美容師の自己満ヘアスタイル。

トレンドがハイトーンでも職場がカラーに厳しい人にとってはダークブラウンが好まれるやろうし

ふわふわのパーマが似合いそうでもスーツ着て、営業している仕事の時をメインに考えるならもう少しピリッとしたヘアスタイルが良いやろうし

 

まぁ、当たり前のことで、今までも考えてないわけでは無かったけれど、記事を読んで改めて大切なことを考えさせられたので書いただけで、佐野さんのファンでも前の五輪ロゴのファンでもありませんm(_ _ )m

今後もirodoriはお客さまとの事前カウンセリングに力を注ぐようにさせていただきますm(_ _ )m

 

 

 

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